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チメロサール含有ワクチンと自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)との因果関係

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この記事は、弊社公式サイト内の「 新型コロナ論 第8部 コロナワクチン接種義務とワクチンの歴史 」の、分割記事です。 前回のブログ記事「持病のない健康な若者にとっての新型コロナワクチンの必要性」 よりの、続きとなります。 前回の記事にて、このシリーズ記事の結論を述べさせて頂きました。今回より2回はご参考のための、追加記事となります。 1928年にオーストラリアにて、ワクチン瓶の開封から期間を経過した(使い残した)ジフテリアワクチンを接種したところ、12人の幼い子供が死亡する惨事は起こりました。命を救うはずのワクチンが、ヒトの命を奪ってしまっては本末転倒です。そういう経緯で、開封後のワクチンに雑菌やウイルスが迷入した場合でも安全性を確保するために、ワクチンに防腐剤が配合されるようになりました。その防腐剤として使用され始めたのが、エチル水銀化合物であるチメロサールです。チメロサールは体内に入ると分解されて、その半分の量がエチル水銀となります。  水銀には、金属水銀、無機水銀、有機水銀の、3つの形態があります。このうちの金属水銀は水銀単体の物質で、体温計などにも使用されており、ガス化して肺から吸収でもしない限りは、毒性はほぼ無しとされています。無機水銀は炭素原子以外の他の原子と結びついた化合物で、多量に経口摂取した場合は消化器系や腎臓などを損傷したり最悪は死に至る場合があるものの、血液脳関門や胎盤を通過することはできません。有機水銀はもっとも毒性が強いとされ、血液脳関門や胎盤を通過することができ、さまざまな障害を起こすとされています。 このチメロサールはエチル水銀化合物で、体内に入るとその質量の約半分が、神経毒性のある有機水銀の一種のエチル水銀となります。そのため、チノメサール含有ワクチンを接種した妊婦さんが出産した赤ちゃんや、チノメサール含有ワクチンを接種した乳幼児が自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)を発症すると、原因はワクチンに含まれるチノメサールではないのではと、米国で大騒ぎとなりました。米国ほどではありませんが、やはり日本でもチメロサールと自閉症スペクトラムの因果関係は、おおいに疑われていました。この件に関してインターネット上で検索すると、エチル水銀の毒性が低いといった情報や、チメロサールと自閉スペクトラム症発症の因果関係を否定する情報が、圧倒的に多いよ