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2月, 2021の投稿を表示しています

美白効果の高いクリームや美白美容液や美白化粧水や美白パックには副作用の危険性?

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  弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第4章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 ( 連続記事第4章① よりの続き) 少なからずの美肌作りに悪影響を与える危険性のあるグリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸2ジカリウム/グリチルリチン酸二カリウム/GKⅡ) ですが、それではどの程度の配合量の化粧水等コスメであれば、毎日使っても安全性が高いかといえるのでしょうか? 下記は法的に定められているグリチルリチン酸2Kの、化粧品へ配合する場合の上限量です。(医薬部外品/薬用化粧品の場合は、若干の違いあり。) これらの上限量を守っていれば、偽アルドステロン症などのシリアスな副作用は発現しないであろうというものです。 ① 粘膜に使用されない且つ洗い流すもの: 0.8% ② 粘膜に使用されない且つ洗い流さないもの: 0.5% ③ 粘膜に使用されるもの: 0.2% しかしこのテーマで論じていることは、お肌を美しく保つまたは美しくすることです。すなわち上記の数値は、お肌を美しく保つことは、一切担保していません。 たとえばグリチルリチン酸ジカリウムを配合したコスメ/化粧品や薬用化粧品を塗布した直後にグリチルリチン酸ジカリウムを配合していないスキンケア製品よりも著しくお肌が美白(偽美白)されるのであれば、それはすでに「血行不全」や「新陳代謝低下」の副作用を起こしているということです。 そのような偽美白効果の高い同化粧品成分配合化粧水や美容液を毎朝塗布して、たとえば夕方まで白くあり続けるということは、美肌作りに大切なターンオーバーの機会を、半日も奪っているということになります。そしてさらに就寝前にも同化粧品成分配合化粧水等を塗布したり、グリチルリチン酸配合石鹸などで洗顔をするのであれば、ほぼ一日じゅう新陳代謝がまともにできないことに! 何らかの目的があって短期的な使用であれば、グリチルリチン酸2K配合コスメの短期間の使用は、やむを得ないでしょう。しかし長期使用常用するのであれば、、お肌が白くならない程度のグリチルリチン酸2K配合品に、とどめておくべきでしょう。そして使用頻度も可能な限り少なくして、血流や肌代謝を少しでも阻害しないことが望まれるでしょう。 (続き

甘草(カンゾウ根エキス)の常用/長期使用は危険というのが漢方の教え!

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   弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第4章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 ( 連続記事第3章③ よりの続き) ステロイド剤を要するアトピー性皮膚炎のスキンケア(いわゆる「アトピーケア」)などの場合を除いて、ステロイド剤を常用/長期使用する健常者の方は、まずおられないでしょう。薬効の強いステロイド剤を常用すれば、もはやステロイド剤なしではお肌の収拾がつかない、ステロイド依存症/中毒に陥る危険性があります。そのため健常者がステロイド剤を使用する際は、きわめて短期間での使用が求められます。 日本で古くより確立されてきた漢方の常識でも、グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸2ジカリウム/グリチルリチン酸二カリウム/GKⅡ)を薬効成分とする甘草(カンゾウ根エキス) は、長期使用してはならないとされています。漢方薬の処方のうちの6割~7割が、甘草が配合されていますから、6割以上の漢方薬は常用は掟破りということになります。 この甘草の主要薬効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが外用薬として配合された場合は、配合量が低い場合は、ある程度の期間の長期使用は可能のようです。しかし外用薬の主要薬効成分として用いられた場合は、やはり長期使用は不可となるようです。 このタブーを冒して長期連用した場合の副作用としては、高血圧(偽アルドステロン症)や浮腫の発症が知られています。その他にも目に見えない怖い副作用としては、免疫低下が挙げられます。すなわち、感染症に陥りやすくなる可能性が高まるということです。 グリチルリチン酸2K配合美容液や化粧水等化粧品を長期連用したからといって、偽アルドステロン症が発生するといった事例は、今のところ報告されていないようです。しかし内用(飲用/服用)・外用にかかわらず、甘草またはその主要薬効成分であるグリチルリチン酸2Kが高配合されている製品は、ステロイド剤と同様にすべきでないということです。 あくまでも目的をもって、短期的に使用するに限って、甘草やグリチルリチン酸ジカリウム有用性を、高い安全性をもって享受できるというのが、前人の教えというわけです。その先人の教えをないがしろにしたから、ロドデノール白斑事故や加水分解小麦

くすみ肌や黒ずみ肌の原因がグリチルリチン酸ジカリウム(2K)配合美白クリームや美白化粧水?

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  弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第3章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 ( 連続記事第3章② よりの続き) 今回の記事では弊社のモニターさんの事例をあげて、グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸2K/グリチルリチン酸二カリウム/GKⅡ)不使用のコスメを使用することが、いかに美肌作りに大切であるかについて、書きたいと思います。 そのモニターさんは、乾燥性敏感肌でお悩みでした。幼少の頃に何らかの原因でお肌にカブレが生じた際に、お医者さんから処方されたステロイド剤を塗ったそうです。カブレはなんとかおさまったものの、お肌に黒ずんだうろこ状のできものが、頸部にできてしまいました。ステロイド剤の塗布頻度等の用法が、適切であったか否かは不明です。 その後も黒ずんだうろこ状のデキモノはずっと残ったままで、モニターさんご本人もご家族も、ずっと諦めていた状態でした。頸部の黒ずみを気にして、髪の毛をいつも長めにして、頸部の黒ずんだうろこ状のできものを隠すようにしていました。 ところが、弊社から支給したモニター用のタラソテラピー化粧水を使用して、お顔だけでなく頸部にも塗布し続けたところ、1年もしないうちに首周りから黒ずんだデキモノが消失してしまったのです。当初は単に乾燥肌対策としての保湿目的だったため、弊社にとってもまったく想定外の出来事でした。 タラソテラピーとは海水や海藻等海洋植物等の海洋資源を利用した、美容健康法です。この場合のタラソテラピーローションは、海洋ミネラルを利用したもので、お肌をポカポカさせながら血行や肌代謝を高める効果があります。ですからタラソテラピーは、冷え性の方には効果的ともいわれています。(ただし疾病の場合は、タラソテラピーは必ず主治医の先生とのご相談の上で!) タラソテラピーで血行が促進されるメカニズムを簡単にご説明をさせて頂くと、経皮摂取されたミネラルを血液がせっせと運ばなければならないため、自然と血流が盛んになります。ミネラルが皮膚に吸収される際にポカポカとするのは、ミネラルがイオン交換しながら角質層内に入るためです。これは充電中のスマホや携帯電話のバッテリーが熱くなるのと同じ理屈です。つまり、グリチリルリチン酸2

生活習慣病改善に薬に頼りきる方はコロナ禍でもワクチン開発に頼り切る?

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この記事は、弊社公式サイト内の「 新型コロナ論 第6部 健常者にとってCOVID-19は単なる風邪? 」の、分割記事です。 前回のブログ記事「アブラナ科野菜の過剰摂取でコロナ感染リスク高まる?」 よりの続きとなります。 10年近く前のcocolog記事 の内容が、健康雑誌を発刊しているマキノ出版さんの「壮快2020年8月号」に掲載されたことを、 cocolog記事 にてご紹介いたしました。その記事の内容が読者さんよりの反響が大きいため、「壮快2021年2月号臨時増刊号」にも掲載されました。 医療現場の先生方/お医者さま方が書かれた内容が大半を占めていて、私のような素人の記事は少なめです。しかしながら私の記事は読者様に人気のようで、問い合わせの電話が編集部に毎日数多く寄せられている様子です。 お話はコロナ対策からそれますが、高脂血症などの生活習慣病に罹患された方(患者さん)のうち、自らの食生活を含めた生活スタイルを改善することもなく、医薬品に頼り切る方が多くおられます。これでは1996年に厚生労働省が、「成人病」の呼称を「生活習慣病」変更した意味がないわけです。 生活習慣病を改善・治癒させるのは医薬品ではなく、自らの生活スタイルの改善です。弊社は海藻を美肌成分とした海藻パック(タラソパック)等のタラソテラピー商材を企画・販売している関係上、海藻の効用を熟知しております。私の知人で成人病に悩んでいる方が何人かいましたが、モズクや昆布等の褐藻類をはじめとする食用海藻の毎日摂取をおススメしたところ、主治医の先生が驚くほど病状が改善するなどの、著しい効果が出ることが珍しくありません。 マスコミが必要以上に取り上げることによるためか、国民の期待はワクチンの開発・供給に集中しているような気がします。もちろんワクチンの開発は、大切なことでしょう。しかしながらこれまでの記事に述べてきたように、風邪に対する有効なワクチンが今まで開発することができなかったのですから、有効かつ安全性の高いワクチンが出来上がるのは、きわめて奇跡に近いことと、言わざるをえません。 変異が激しいコロナウイルスに有効かつ安全性の高いワクチンに期待するよりも、もっと基本的に大切なことがあるのではないでしょうか! 下記の文言は、この本の序章です。 「自分自身や家族、そして大切な人たちの健康を守るために、今できることを

グリチルリチン酸2K/グリチルリチン酸二カリウム/GKⅡ)配合美白化粧品の常用でお肌が老化?

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   弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第3章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 ( 連続記事第3章① よりの続き) 前回の記事にて、グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸2K/グリチルリチン酸二カリウム/GKⅡ)によるステロイド様作用について述べました。今回の記事にてさらに、深めてまいりたいと思います。 糖尿病患者さんの体内では血糖値が上昇し、溢れた糖分(ブドウ糖)が皮膚を含む全身のあらゆる部位に、ダメージを与えることが知られています。お肌のハリの状態から、糖尿病の病状の進行状態を推し量るお医者さんが、少なくないようです。 お肌におけるダメージとは、行き場を失った多量のブドウ糖が肌細胞と結びつく、糖化作用(メイラード反応)によるものです。糖尿病患者さんの場合は免疫力が低下しているため、皮膚組織の壊死にも直結する場合が多いようです。 お話はグリチルリチン酸2Kに戻りますが、前回の記事では糖化に関するステロイド様作用を中心として書きました。じつはこのステロイド様作用が、糖尿病患者さんのお肌と似た状態に導く危険性があるのです。 グリチルリチン酸2K配合化粧水や美容液等コスメが塗布されたお肌は、お肌の内部で活性型コルチゾールが増え過ぎることになります。お肌はもちろん余分なブドウ糖を必要としていないわけですから、ゆゆしき事態です。肌内部では遊離糖が過剰に作り出されて、行き場を失うこととなります。 その結果糖分は肌細胞と結びついて大量の最終糖化産物(AGEs)を生成してしまうということになるわけです。すなわちグリチルリチン酸2Kが肌細胞内のメイラード反応を促し、老化肌を招く危険性があります。また、グリチルリチン酸2Kは、肌内部のタンパク質を分解して糖化するため、お肌のハリ/弾力を低下させる危険性もあります。 透明感のある美肌や美白効果を期待して、薬用美白化粧水等を使用される方は、たいへん多いと思います。もしその商材にグリチルリチン酸2Kが配合されている場合は、慎重になられるべきでしょう。 ( 連続記事第3章③   へ) ■ ココログ内の類似記事 ■ アメブロ内の類似記事 ■ Hatenaブログ内の関連記事 ■  グリチルリチン酸ジカリウム