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11月, 2021の投稿を表示しています

チメロサール含有ワクチンと自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)との因果関係

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この記事は、弊社公式サイト内の「 新型コロナ論 第8部 コロナワクチン接種義務とワクチンの歴史 」の、分割記事です。 前回のブログ記事「持病のない健康な若者にとっての新型コロナワクチンの必要性」 よりの、続きとなります。 前回の記事にて、このシリーズ記事の結論を述べさせて頂きました。今回より2回はご参考のための、追加記事となります。 1928年にオーストラリアにて、ワクチン瓶の開封から期間を経過した(使い残した)ジフテリアワクチンを接種したところ、12人の幼い子供が死亡する惨事は起こりました。命を救うはずのワクチンが、ヒトの命を奪ってしまっては本末転倒です。そういう経緯で、開封後のワクチンに雑菌やウイルスが迷入した場合でも安全性を確保するために、ワクチンに防腐剤が配合されるようになりました。その防腐剤として使用され始めたのが、エチル水銀化合物であるチメロサールです。チメロサールは体内に入ると分解されて、その半分の量がエチル水銀となります。  水銀には、金属水銀、無機水銀、有機水銀の、3つの形態があります。このうちの金属水銀は水銀単体の物質で、体温計などにも使用されており、ガス化して肺から吸収でもしない限りは、毒性はほぼ無しとされています。無機水銀は炭素原子以外の他の原子と結びついた化合物で、多量に経口摂取した場合は消化器系や腎臓などを損傷したり最悪は死に至る場合があるものの、血液脳関門や胎盤を通過することはできません。有機水銀はもっとも毒性が強いとされ、血液脳関門や胎盤を通過することができ、さまざまな障害を起こすとされています。 このチメロサールはエチル水銀化合物で、体内に入るとその質量の約半分が、神経毒性のある有機水銀の一種のエチル水銀となります。そのため、チノメサール含有ワクチンを接種した妊婦さんが出産した赤ちゃんや、チノメサール含有ワクチンを接種した乳幼児が自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)を発症すると、原因はワクチンに含まれるチノメサールではないのではと、米国で大騒ぎとなりました。米国ほどではありませんが、やはり日本でもチメロサールと自閉症スペクトラムの因果関係は、おおいに疑われていました。この件に関してインターネット上で検索すると、エチル水銀の毒性が低いといった情報や、チメロサールと自閉スペクトラム症発症の因果関係を否定する情報が、圧倒的に多いよ

化粧水等コスメの化粧品成分が原因のくすみ肌をピーリングするのは危険なくすみ対策!

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弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第6章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 ( 連続記事第6章③ よりの続き) グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム/医薬部外品では「グリチルリチン酸二カリウム」と表記) を配合した化粧水等コスメを長期間使用していると、お肌が薄くなる傾向があるようです。 過去の記事 で述べたように、肌細胞が糖化・分解される危険性がある上に、肌代謝が低下して新しい肌細胞の合成が滞るためと考えられます。 困ったことにピーリングを強くお望みの方は、何らかのグリチルリチン酸2K配合化粧品をお使いの方に多いようです。 先ほどとは別の過去 の記事で述べましたが、同化粧品成分が肌代謝を低下させて、くすみ肌や黒ずみ肌を作り出しているわけです。 このような状態でピーリングパック(一部のピールオフパックや鼻パック)やスクラブ材・ピーリング剤を使用してピーリングを行うと、当然ながらお肌に炎症を起こす危険性が高まります。なぜなら同化粧品成分配合化粧品を使用している方にとっては、くすんだ角質層も必要不可欠なわけです。ケミカルピーリングなどは、もってのほかでしょう。 このような時によく陥るのが、汚れを吸着させてお肌のくすみや黒ずみを改善するといった、魔法の洗顔石鹸の使用です。( 弊社公式サイト内の関連記事 ) 全成分表示をみてみると、サンゴ末や火山灰(クレイ)が配合されています。汚れを吸着させるのはマイナスイオンだといった宣伝がなされていますが、これらの石けんの本質は単なる「スクラブ石けん」です。 鋭い切れ刃を持ったサンゴ末や火山灰は、汚れを削り落とすだけでなくお肌をも削り落とす、即ちピーリングをするわけですから、知らずに使い続けるとシリアスな肌トラブルへを発展する危険性があります。また泡が目に入ると痛いのは、鋭い切れ刃が眼球の角膜を傷つけているためであり、注意すべきでしょう。 (続きの   連続記事第6章⑤   へ) ■  ココログ内の類似記事 ■  アメブロ内の類似記事 ■  Hatenaブログ内の関連記事 ■  グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ 序章(目次を含む) ■  弊社公式サイト ■  メインブログ cocol

副反応が懸念される新型コロナワクチン 中高年や高齢者だけでなく若年層/若者も接種すべき?

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この記事は、弊社公式サイト内の「 新型コロナ論 第8部 コロナワクチン接種義務とワクチンの歴史 」の、分割記事です。 前回のブログ記事「子宮頸がんワクチンの実情」 よりの、続きとなります。 これまでの記事では、今日まで行われてきたワクチン接種全般のことを、検証してまいりました。今回の記事ではこのシリーズ記事の、アルガアイ流の結論を述べたいと思います。 このシリーズ記事の最初の記事 にも述べましたが、ワクチン接種の努力義務とは、国に言われるがままに何も考えずに接種するのではなく、メリットとデメリットを本気で考えて摂取するか否かをちゃんと考えることでしょう。 ワクチン接種を拒否せよという意味ではなく、ワクチン接種のデメリットをも見極めたうえで、接種すべきか否かのご検討の際の、ご参考にして頂くのが目的です。 ただし検討する際には、正しい情報が国民に提供されるべきでしょう。これも初回の記事に書きましたが、目には見えない何らかの大きな力が働いて、持病のない若者が重症化するといったデマがテレビなどで流されている状況です。私が知る限りでは、健康な若者にとって新型コロナウイルス感染症は、これまでの風邪と大差なく、通常は重症化しないまま又は無症状のまま、治癒すると言われています。 表現は少々雑になるかもしれませんが、十代、二十代の肥満症でもない健康な若者にとって、特別な治療を要せずとも治るような感染症を予防するために、アレルギー/アナフィラキシーショック発症リスクや不妊化・早期卵巣不全のリスクが懸念される成分を含有するワクチンを、わざわざ接種すべきなのでしょうか? とくに将来の日本を担う10代、20代の若い方々には、そのあたりをお考えになられるべきだと思います。またそのためにも、マスコミは「持病のない若者が重症化」といったウソの情報を、決して流布すべきでないと思います。 今まで治療や予防接種等の注射でアナフィラキシーショックやアレルギーを起こしたことがあったり、長期間の化粧品の濫用で極度な乾燥肌や敏感肌でポリエチレングリコール/ポリソルベート80によるアナフィラキシーショックが懸念される、またはハンドクリームで逆に手荒れを起こしてしまうほど化学物質に弱いとご心配が理由で、新型コロナワクチン接種をためらっておられる読者様もいらっしゃると思います。 コロナワクチンは、決して強要すべきもの

無添加お尻拭きが赤ちゃん/乳幼児のお尻の黒ずみやアレルギー発症の原因?

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弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第6章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 ( 連続記事第6章② よりの続き) 赤ちゃんのお尻の黒ずみで、お悩みのお母さまは意外と多いようです。多岐にわたる原因が考えられるでしょうが、その一つがグリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム/医薬部外品では「グリチルリチン酸二カリウム」と表記)を配合 したお尻拭き/お尻専用ウェットティッシュです。 お母さま方は、お尻拭きにどのような防腐剤が配合されているかといったことには、とても敏感です。しかしグリチルリチン酸2K無添加であるか否かといったことには、ほとんど気になれないようです。 当然のことながら、赤ちゃんのお肌は超敏感肌です。そのためお尻ふきといえども、敏感肌用にしなくてはならないというのが、お尻ふきメーカーさんのお考えなのでしょう。 「お肌をいたわる安心の植物由来成分のグリチルリチン酸2K配合」などと宣伝されています。グリチルリチン酸ジカリウムがもつ抗炎症作用を利用して、大切な赤ちゃんの弱いお肌(超敏感肌)のカブレ等肌トラブルを回避しようというのが、配合目的です。 しかしこのグリチルリチン酸2K配合お尻拭きで毎日何回もお尻を拭かれれば、過去の記事に記述したように、血行や肌代謝が落ちてしまいます。赤ちゃんのお肌は脆くなると同時に黒ずむのは、至極当然のことでしょう。 過去の記事 にも書きましたが、グリチルリチン酸2Kを主要薬効成分とする薬草である甘草は、漢方薬の世界では長期使用/常用はタブーです。 赤ちゃんであっても成人であっても、グリチルリチン酸2K常用には、大きな代償が必要となります。 もし読者様の大切な赤ちゃんのお尻が黒ずんでいて、かつグリチルリチン酸2K配合お尻ふきをお使いの場合は、そのお尻ふきのご使用を中止してみることが、最善の解決策となり得るでしょう。赤ちゃんのお尻の黒ずみで悩まれていた弊社のお客様に、そのことをご提案して実践された結果、解決した事例もあります。 お尻拭き以外にも、ベビー用石鹸などのベビー用品には意外なほど、グリチルリチン酸2Kが配合されています。しかもパッケージに「無添加」と宣伝されているため、注意が必要です。まことに

ニキビケア グリチルレチン酸二カリウム配合薬用化粧水を長期使用するとニキビ悪化の危険性

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  弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第6章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 ( 連続記事第6章② よりの続き) ニキビケア用の薬用化粧水等へのグリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム/医薬部外品では「グリチルリチン酸二カリウム」と表記)の配合目的は、抗炎症作用によってニキビの症状を抑えることです。しかしニキビ対策用の薬用化粧水によっては、抗菌効果/静菌効果、さらには殺菌効果までも宣伝されている場合があるようです。 確かにグリチルリチン酸2Kを含有する甘草には、古くから抗菌作用があることが知られています。しかしその抗菌効果はとても穏やかなもので、それなりの濃度でなければ効果を発揮しません。しかし高濃度にするにしても、化粧品や薬用化粧品にはグリチルリチン酸2Kの上限配合量の制限があるため、その宣伝には少々無理があるようです。そういうわけで、ニキビ対策の薬用化粧水には、サリチル酸などの強力な殺菌剤が、配合されている場合が多いようです。 こいうった薬用化粧水で、もちろんニキビが改善される場合もあるでしょう。しかしニキビがひどく悪化する(逆効果である)ケースが、決して少なくないようです。そのメカニズムについて、考察したいと思います。 ニキビ対策の薬用化粧水等の一般的な効能効果は、 ニキビの炎症を鎮める(ニキビを大きくしない)ことと、 ②アクネ菌/ニキビ菌の殺菌です。抗炎症は グリチルリチン酸2Kが担い、殺菌はサリチル酸などの殺菌剤が担うこととなります。 しかしここには宣伝文句には書かれていない、大きな落とし穴があるのです。それは、グリチルリチン酸2Kのステロイド様作用による副作用です。私が調べた限りでは、注意書きにもこの副作用は書かれていないようです。 グリチルリチン酸2Kは、その免疫抑制作用で、免疫活動である炎症を鎮めようと働きます。しかし雑菌に対する皮膚の抵抗力も免疫活動であるため、アクネ菌/ニキビ菌に対す皮膚の抵抗力をも低下させることとなります。そうなれば、たとえサリチル酸などの殺菌剤でアクネ菌/ニキビ菌が弱ったとしても、それ以上に相対的に皮膚の抵抗力がグリチルリチン酸2Kによって弱ってしまえば、ニキビが悪化する危険性があ