エチルヘキサン酸セチル配合クレンジングオイルでのダブル洗顔不要は危険
(この投稿記事は、弊社公式サイト内の、美容・健康情報館の記事をもとに、縮小版として作成しました。)
クレンジングオイルやミルクジェル等メイク落としによく配合される化粧品成分に、エチルヘキサン酸セチルという化学合成油脂があります。
メイク落としにおける役割を、エモリエント剤と説明しているメーカーもあるようですが、それは誤りです。
このエチルヘキサン酸セチルとは、用済みとなったメイクを溶かすための溶剤/洗浄剤です。
エチルヘキサン酸セチルという合成油脂を配合したクレンジングオイルは、ひと昔前はダブル洗顔不要でマイルドな洗い心地といった宣伝がなされていました。
そのため敏感肌や乾燥肌の方には、とても人気のようでした。
しかし今では同化粧品成分配合の大半のメイク落とし商材の説明書には、洗顔フォーム等の洗顔料で洗い流すようにと、注意書きされているようです。
じつは洗顔料でエチルヘキサン酸セチルを含んだクレンジングオイルを分解して洗い流さないと、お肌に刺激や負担を与えて、皮膚がベローンと剥がれるようなトラブルの情報がよくあります。
鉱物油脂/石油に比べれば、同化粧品成分ははるかに人類に不慣れな化学物質であるため、必ず洗い流しましょう。
どうしてもダブル洗顔の肌負担が大きい場合は、化粧下地クリーム不使用でファンデーション直塗りの、ナチュラルメイクがおすすめです。
この記事が読者様の、お役に立てれば幸いです。
(はてな縮小版記事)
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