基礎疾患なしの若者が新型コロナウイルス感染症で重症化・死亡するとデマを流すワケは?
この記事は、弊社公式サイト内の「新型コロナ論 第8部 コロナワクチン接種義務とワクチンの歴史」の、分割記事です。前回のブログ記事「マキノ出版 ムックにココログ記事再々掲載」よりの、続きとなります。
今月(6月)中旬以降に、一般の人への新型コロナウイルスワクチン接種が開始されると、5月28日に報じられました。続いて5月30日には、大学生への大学構内での接種が6月下旬に始まるとの、報道もありました。
私が住む兵庫県を含めた9都道府県では、6月20日まで緊急事態宣言が延長されましたが、今回の事態にいたった理由は、とりわけ若者の新型コロナウイルス感染者の増加による医療のひっ迫や、高齢者等身体的弱者への感染防止が、目的とされています。
そしてもうひとつ大事なことですが、基礎疾患/持病のない若者が新型コロナウイルス感染症で重症化したといった情報が、無用に恐怖心をあおり、緊急事態宣言の発出や延長を後押ししたようにも思われます。
わずか数か月前では、ワクチン必要論とワクチン不要論の勢力が、拮抗していました。
しかしこの、基礎疾患のない若者の重症化や死亡例といった情報で、病院等医療機関の関係者やご高齢者やだけでなく、10代~20代の若者もワクチン接種でコロナ対策をすべしという意見が、大勢を占め始めました。
もちろん例外はあるでしょうが、日頃健康な若者が重症化したり死亡したりするケースは、ないとされています。テレビニュースなどの情報が、歪められてきているのです。私たちの目には見えない、何らかの危なっかしい巨大な勢力によるものだと思われます。ある意味その見えない巨大勢力は、新型コロナウイルスよるも恐ろしい存在かもしれません。
どの放送局であったかは忘れましたが、あるニュース番組を視聴していた時のことでした。その番組では、新型コロナウィルス感染症で重症化した経験をお持ちの、持病無しの20代の女性が匿名で取材を受けていました。その女性は顔を隠されて、取材を受けていたのですが、映し出された首から下のお姿を拝見すると、明らかに肥満症でした。その後カメラは彼女の手をズームアップしたのですが、手指は多量の皮下脂肪でブヨブヨ状態でした。
肥満症(メタボリックシンドローム)は立派な基礎疾患!
肥満症であれば新型肺炎でなくとも、免疫力が低下してインフルエンザでも単なる風邪でも重症化しても、なんら不思議のないことです。マスコミはまったくの、ウソを報じているわけです。過去の記事で、持病のない志村けんが新型コロナウイルス感染症であっという間に亡くなられたと、マスコミがデマを流しましたが、それと同様です。
これは私の推測ですが、その取材の関係者の方々が、事実を伝えるというマスコミ魂でもって、彼女が肥満症であることを伝えたかったのではと思います。マスコミの情報を安易に信じることができないという事態のほうが、国民にとって深刻な緊急事態だと思います。
国はコロナワクチン接種は努力義務として、接種を拒否する方への罰則は設けないとしています。この方針は1994年に改正された、予防接種法に基づくものです。そしてコロナワクチンを接種しない人への差別や職場や学校などでの不当な弾圧や冷遇も、断じて許さないとしています。
コロナワクチン接種の努力義務とは、公衆衛生を向上させるのは国民として当然の義務と捉えることができます。しかし当事者が当事者なりにコロナワクチンを接種すべきか否かを本気で考えて、それに基づき行動することこそ、私たちの義務であり権利であると思います。
「他の人が接種しているから、私もしないとだめかな?」などとお悩みの方は、決して少なくないでしょう。広い視野で信頼性の高い情報をもとに連続記事として、この問題について書いてまいりたいと思います。ご参考になれば幸甚です。
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