新型コロナワクチン接種前に考えること! 種痘が天然痘の感染拡大防止に効果があったとする証拠はない…

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新型コロナワクチン接種の是非を考えるには、これまでワクチンがどのような効果があったかということを、確認しておくべきでしょう。人類初のワクチンである「種痘」について、簡単に考察したいと思います。

エドワード・ジェンナーが考案した種痘が、天然痘(痘瘡)を撲滅したと、私たち日本人は義務教育で教えられてきました。そのため大半の日本人は、一般的には私たちは、ワクチンを伝染病の救世主だと信じ込んでいます。しかしそういった概念を、疑問視する意見もあります。

以下はアメリカ国立医学図書館傘下の国立生物工学情報センター(NCBI)で所蔵されている文献です。

19世紀にヨーロッパ諸国でジェンナーの種痘が導入された後の目覚ましい天然痘発症の減少は、ワクチン接種が天然痘の予防に効果的であったという最も説得力のある証拠であるように思われた。しかし1967年にWHO(世界保健機構)が天然痘撲滅プログラムを強化し始めた時点で、世界の30を超える流行国で年間約1,000万から1,500万件の症例が依然として発生していた。そして10年後には、天然痘の発症例はなくなった。これは主にワクチンに起因していたが、後から考えるとプログラムの3つの主要な構成要素(ワクチン接種、封じ込め、監視)と、生活の質や衛生状態の改善などの他の要因が天然痘撲滅に寄与したと、見なすこともできる。


種痘が天然痘予防として効果があったとは必ずしも言えない、むしろ食生活を含めた生活改善や衛生面での改善が、天然痘根絶に大きく寄与した可能性も示唆しています。すなわち、種痘に予防効果があったとする、確固たる証拠がないのが実情です。





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