グリチルリチン酸2K配合無添加石鹸で乾燥肌対策? 常用すると全身が痒くなってしまう危険性

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弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は第6章の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。

連続記事第5章⑥よりの続き)

グリチルリチン酸2K(グリチルリチン酸ジカリウム/GKⅡ/グリチルリチン酸二カリウム)が、浴用石鹸に配合される場合もあります。それは痒み止めを目的としたものです。お肌にムズムズとした痒みを伴うまでの、乾燥肌の方をターゲットとした商材です。

パッケージには大きく「無添加石鹸」と書かれおり、またサブタイトルとして「お肌が潤う」とも書かれているため、購入する方は小さく記述されている全成分表示にまでは、余り気にされないようです。しかしこの石鹸で痒みに効果があるのは、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2Kであることは明らかでしょう。

同化粧品成分配合の浴用石鹸を短期間のうちに使い終えるのであれば、さほど問題はないでしょう。しかしその石鹸を常用/長期使用するのであれば、やがてグリチルリチン酸2Kの抗炎症作用に対して身体が耐性を持ち始め、痒み止め効果はだんだんとなくなるでしょう。そしてやがては全身が痒みに襲われるという、最悪の羽目に陥る危険性があります。

実際にそのようなご経験をされた方(お客様)と、お話をしたことがあります。一日中全身が痒いと、たいへんな思いをされたご様子でした。

余談ですが、全身の乾燥肌対策としてタラソテラピー入浴剤を使用する方法もあります。しかしこれは順番としては、2番目でしょう。もしボディソープなどの合成洗剤をそれまでお使いであった場合は、純石鹸に切り替えるのがファーストチョイスです。

合成界面活性剤に弱い方と強い方がいらっしゃいます。合成洗剤に弱い乾燥性敏感肌の方が純石鹸に切り替えることは、最大の乾燥肌対策となり得ます。純石鹸の本質やおすすめの純石鹸につきましては、弊社公式サイト内の、純石鹸のシリーズ記事にてご紹介しております。 

(続きの 連続記事第6章② へ)

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