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グリチルリチン酸ジカリウムとは? グリチルリチン酸2Kとは? 違いは?

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  弊社公式サイト内の「グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ」の連続記事を追記・補完のうえ、再編成いたしました。下記は 第1章 の一部内容の縮小版です。詳細記事をご覧になりたい場合は、上記リンクをクリック下さい。 「グリチルリチン酸ジカリウム」は「 グリチルリチン酸2K」「GKⅡ」または「グリチルリチン酸二カリウム」と表記される場合がありますが、すべて同じ化学物質です。「グリチルレチン酸ステアリル」「グリチルリチン酸アンモニウム(グリチリルリチン酸モノアンモニウム)」といった化粧品成分もありますが、基本的にはすべて同じ働きをします。 この記事ではグリチルリチン酸ジカリウムまたはグリチルリチン酸2Kとしてお話を進めてまいります。 このグリチルリチン酸ジカリウムは、マメ科カンゾウ属の甘草(カンゾウ)の、根および根茎から得られる、有効成分です。そのためカンゾウエキスまたはカンゾウ根エキスも、グリチルリチン酸ジカリウムと同じと考えて、差し支えないでしょう。ご存知のように甘草は、漢方薬によく処方される薬草としても有名です。 化粧品や薬用化粧品(医薬部外品)で最もよく目にするのが、「グリチルリチン酸2K」または「グリチリルリチン酸ジカリウム」と思われます。クリーム状や油状のコスメには、脂溶性の「グリチルレチン酸ステアリル」といった表記も、よく目にするでしょう。表示は多少変わることとなりますが、いずれにしても薬効は同じです。 そしてこのグリチルリチン酸ジカリウムはステロイド(副腎皮質ホルモン)と化学構造が似ていて、その効果は「ステロイド様作用」と呼ばれています。(詳しくは後段にて) ステロイドよりは効果が緩やかとされていますが、両成分とも薬効や副作用が強いため、法令で用途や配合量が厳しく規制されていることには、かわりありません。( 続きの記事 へ) ■ ココログ内の類似記事 ■ アメブロ内の類似記事 ■ Hatenaブログ内の関連記事 ■  グリチルリチン酸ジカリウム 平成のまとめ 序章(目次を含む) ■  弊社公式サイト ■  メインブログ cocolog ■  サブブログ アメブロ ■  hatenaブログ ダイジェスト版 ■  インスタグラム ■  facebook ■  Twitter

2021年(令和3年) あけましておめでとうございます!

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  あけましておめでとうございます。 旧年中は当ブログをご愛読下さり、まことにありがとうございました。 昨年は主として、昆布等海藻摂取によるコロナ対策の記事を、書いてまいりました。肥満症(メタボリックシンドローム)や糖尿病を含む生活習慣病(旧成人病)予防に効果のあるこの食材は、少なくとも間接的にコロナ対策として効果的であることは、もはや周知の事実です。昆布は日本中のどこでも安価に入手できるため、富める者もそうでない者も、等しく感染予防または重症化予防ができることとなります。 またコロナ渦のさ中にNHKのバラエティー番組(あさイチ)で推奨された、30グラムもの多量のコンブを使用した、昆布うまみドリンクの危険性について書きました。継続的に10グラム以上の昆布を摂取することで、甲状腺腫(甲状腺がん)を発症するリスクが高くなることは過去の経験で明らかであるのに、なぜこのような馬鹿げた健康法が公共の電波を介して国民に推奨されるのかと、非常に疑問です。この健康法による健康被害者または死亡者を一人でも減らすべく、 インスタグラム で継続的に危険性を発信中です。(NHKさんには抗議済み) 今年も当ブログでは上記のテーマの他に、スキンケア情報も積極的に発信してまいりたいと思います。 弊社公式サイト の他、メインブログの cocolog 、サブブログの アメブロ 、ダイジェスト版記事専用の hatenaブログ 、そして facebook と Twitter ともども、よろしくお願い申し上げます。

NHK推奨の旨味ドリンク(昆布水)は甲状腺ガンの危険性あり!

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(この投稿記事は、 弊社公式サイト 内の、 美容・健康情報館の記事 をもとに、縮小版分割記事として作成しました。) NHKさんの「あさイチ」と「ためしてガッテン」で推奨された、昆布を使用した「うま味ドリンク」が話題のようです。 この健康ドリンクの作り方は、まず30グラムの昆布を、細かく刻みます。それを500MLの空のペットボトルに入れてから、水道水をいっぱいまで満たします。あとは一日おいておくだけで、特製旨味ドリンクが出来上がるというものです。 使い方ですが、適量を口に含んだ後はすぐに飲み込まず、口の中をゆすぐようにします。ゆっくりとうまみ成分を味わった後に、飲み込むようにします。ただし甲状腺疾患がある方や塩分が気になる方(高血圧症等の方)は、飲み込まないで吐き出すようにとのことです。腐敗防止のためか、出来上がった旨味ドリンクは冷蔵庫で保存し、2日以内に使い切るようにとのことです。 この特製うまみドリンクを口に含むと、うま味成分が脳を刺激して、唾液力(唾液の分泌)高めることができるとのこと。その結果ドライマウスに起因する虫歯や口臭の予防、インフルエンザや風邪や肺炎などの感染症対策となるようです。免疫力アップ効果があるということからも、当然ながら新型肺炎/新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防にも期待できるということになります。 しかし問題は昆布の使用量で、飲み込むできではないでしょう。 口内をゆすぐ/すすぐ、またはうがいをした後は、吐き出すべきです。これだけの量の昆布水を1日~2日で摂取すれば、明らかに甲状腺疾患発症の危険性があります。とくに甲状腺疾患に陥りやすい、女性は要注意でしょう。   理由については 次回の記事 にて詳細に、ご説明差し上げたいと思います。   ( 2020年7月9日付けココログ記事 より転載)

EDIBLE SEAWEEDS MAY SAVE HUMAN RACE FROM CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19) PANDEMIC !

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(この投稿記事は、 弊社公式サイト 内の、 美容・健康情報館の記事 をもとに、縮小版として作成しました。) Recently I found out 2 important factors as follows. 1. Not a few people in Italy, including Calabria region, have been suffered from IDDs (iodine deficiency disorders). 2. The number of dead in countries which have a food culture of eating seaweeds is very few. (dead / population ratio as of March 31, 2020) Italy : 0.026 % France : 0.013 % Ireland : 0.003 % Denmark : 0.003 %  (*) Norway : 0.001 %  (*) Korea : 0.0004 % Japan :  0.00001 % Ireland people have eaten "Chondrus Crispus" (red algae) for long time. So the name of the seaweed is also called as "Irish Moss". Korea imported Japanese edible seaweed culture partially. (*) Concerning these 2 countries, exact information about food culture is not available to me. But it is the fact that the Vikings were eating Fucus (brown algae) in order to prevent scurvy in ancient times. Just one more information,

新型コロナ イタリアでの大流行 ヨウ素欠乏症との関係は?

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(この投稿記事は、 弊社公式サイト 内の、 美容・健康情報館の記事 をもとに、縮小版として作成しました。) ( 前回の記事 よりの続き) 「 ヨウ素 は、世界的には不足が起きやすい無機質であり、不足すると 甲状腺 腫が起きることが知られている。 実際に、世界各地で ヨウ素 不足により地方病性の 甲状腺 腫が起きており、世界中の ヨウ素 不足地帯では、食塩に添加することなどによって ヨウ素 不足による 甲状腺 腫を予防する政策がとられている。」 上記は「第六次改訂日本人の栄養所要量」の、 ヨウ素 の項目の冒頭部分である。 じつは 新型肺炎 によって多くの方が亡くなられたイタリアは、ヨード不足が深刻な国。 イタリアにおける ヨウ素 不足による風土病性 甲状腺 腫問題は、ずっと改善されないままだという。 またイタリアではヨード強化食卓塩が一般的なようだが、全国的な ヨウ素 不足はほとんど解消されていないとも言われている。 すべての国を照らし合わせたわけではないが、 ヨウ素 不足が懸念されている国と新型コロナウィルスによる被害が深刻な国が合致しているのではなかろうか、食卓塩が ヨウ素 強化されている国と一致していないかというのが、アルガ・アイ流仮説である。 日本での感染者の海藻摂取状況を知る術もないため仮説に過ぎないが、つじつまが合っているため確実性は高いと考える。 日本における食用海藻の消費量は、20世紀終盤からずっと減少してきている。 ヨードが 放射能 汚染から身をまもるということで、 東日本大震災 に伴う 福島原発事故 の直後のみ、例外的に消費量が上昇した。 この消費量上昇を例外的にせしめたのは、 2012年4月に発生した国家による「海藻発がん」論文事件 である。 おおよそ非科学的ともいえる追跡調査や論拠により国民を混乱させて、再び国民の海藻離れへと導いてしまった。 その結果 生活習慣病 患者数が増えた可能性は否定できないであろう。 以上のことから、新型コロナ対策として1日当たり1~2グラムのコンブ摂取というのが、アルガ・アイからの提言である。 長い歴史のなかで安全性が確かめられた食材であり、また安価であるため、ダメ元でも実践する価値はあろう。 ただし他の

コンブ等海藻使用の和食啓蒙が新型コロナ対策になる可能性

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(この投稿記事は、 弊社公式サイト 内の、 美容・健康情報館の記事 をもとに、縮小版として作成しました。) ( 前回の記事 よりの続き) 感染症対策として、もちろんすべての栄養素を適切に摂取しておくことが望ましいが、その中でもとりわけ重要とされているミネラルがある。そのうちのひとつが海洋ミネラルのヨウ素(ヨード)であり、不足すれば衰弱して易感染性に陥ることが知られている。ヨウ素は魚介類にも含有されているが、とりわけ海藻に豊富に含まれる。最もヨウ素を多量に含むのは昆布であり、乾燥体グラム当たり5mg程度である。(1mgは1/1000グラム、厚生労働省は含有量を1.3mgとしているが、これはきわめて低めの数値。詳しくは 詳細ページ へ) 日本人の食事摂取基準2020年版によれば、ヨウ素の成人の推奨摂取量は0.13mg/日であり、許容上限摂取量は3.0mg/日とされている。ヨウ素は摂取量が少なくても多すぎても、甲状腺疾患の原因となる。厚生労働省は、平均的には充分ヨウ素摂取は足りている、むしろ過剰摂取気味であるとしている。しかしこれはあくまでも、「平均」であり、海藻が好きな方は3度の食事に、昆布ダシのお味噌汁を摂取する方もおられる。 1回に昆布3グラム使用するとして3食で9グラム、ヨウ素換算で45mgとなるが、それがただちに甲状腺疾患につながるというわけではない。なぜなら大豆を原料とする豆腐や味噌には、過剰なヨウ素を解毒する作用があるからだ。とはいえ安全のため、昆布であれば2グラムまでに抑えたい。日本人であれば10mg程度のヨウ素摂取は実害がないとされている意見が支配的であり、実際そのようである。 (詳しくお知りになりたい方は、 海藻のヨウ素含有量に関する記事 や 海藻と豆類の組み合わせ に関する記事をご参照されたし。) このようにヨウ素摂取が過剰気味になる方がおられるということは、足りない方もおられるということになる。あくまでも「平均的に足りている」からだ。専門家によれば、ヨウ素不足の方は決し

ハンドクリーム自体が手荒れ/肌荒れの原因に?

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(この投稿記事は、 弊社公式サイト 内の、 美容・健康情報館の記事 をもとに、縮小版として作成しました。) 手荒れ予防のために塗ったハンドクリームが、逆に手荒れの原因となることがあります。 ハンドクリームに配合されている合成界面活性剤等の刺激物/化学物質が、手荒れを起こす可能性があるようです。 ハンドクリームで手荒れを起こした手は、お風呂の湯船につかっていと、以上にふやけます。 ふやける原因は、お湯が細胞膜を通してでなく、破れた細胞膜を通して細胞内に入り込んでしまうためです。 ハンドクリームで肌荒れを起こす方には、ハンドクリーム代わりに化粧水のご使用がおすすめです。 またハンドクリームによる手荒れを起こさないためにも、ハンドクリーム塗布前に化粧水を塗布することをおすすめしております。 ハンドクリームの塗布量を大きく削減できるため、お肌にマイルドとなります。 なお、手に塗布するまでの化粧水に出費できないとお思いの方には、手作り化粧水がおすすめです。 その際は弊社の「アクア・ダルモール77ミネラル」も、どうか選択肢の一つとしてご検討下さいませ。 クレンジングオイルやミルクジェル等メイク落としによく配合される化粧品成分に、エチルヘキサン酸セチルという化学合成油脂があります。 ( ココログの類似記事 ) ( アメブロの類似記事 ) ( はてな縮小版記事 )